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SIerにとってのCash Cowと、大企業の20/80の法則

  • 2007-04-06 (金) 22:49
  • 雑記

一年前のこのディフェンシブな開発というエントリーにもあるように、日本のSIにおけるビジネスモデルの問題点はいろいろと感じている人も多いと思う。

極論してしまうと、いかに少ない機能で多くの見積もりを承認してもらい、いかにその少ない機能を安く作って差額で利益を出すかというモデルになっている。
そんな考えばかりじゃ仕事がなくなっちゃうから、いいものを作ろうというエンジニア魂だってもちろんある。

でもそうはいっても、結局はサービス精神を出して「いいもの」を作っても利益が圧迫され、最低限のものを安く作るほうが利益にはつながるわけだ。

そんなことを感じて、
・もっと新しいビジネスモデル、契約形態を考えたい
・自分たちでサービスを立ち上げられないのか
・安全なプロジェクト運営ばかりではなくもっとチャレンジする取り組みを
・全員PMとかいうゼネコンみたいな方向性ってどうなの?
・技術で何かすることだってできるだろう
なんていう話を会社のある取締役を含めた会社のメンバーと議論した。

その取締役から、
「とがったことにチャレンジするのもいいが、会社としてのCash Cowはなんなのか。それが実は今あるSIをきっちりやることなのではないか。」
「そして、そのCash Cowがあるからこそ、新たな取り組みや、ピンの人たちによる会社としてのイメージリーディングになるような取り組みもできるのではないか」
そんな話を聞いた。

確かに図体の大きくなった会社としては、その話は一理あるなーと妙に納得した。
確かに、できるだけ予算やスケジュールを守って動くものを作ってくれて、お客様が自分の手を煩わせることなく運用までしてくれて・・・これが今のSIer、というかうちの会社の金のなる木なのは間違いない。(それが今後何年の間金のなる木になるのかは別として、少なくとも今後5年とかのスパンだと・・・)
そして、その足元を固めていくことも、会社の存続のために大事なことも間違い。

さらに
「それがわかった上で、さまざまな取り組みもしていきたいというのであれば、この会社はそれに応じる素養がある」
ともいっていた。
こういった取り組みをしていったらそれが次の花形を生み出すかもしれないしね。

大企業における20/80の法則も読んだ上で、こういう話を聞くといろいろ考えるな。
すぐに独立とかベンチャーでチャレンジしたいという気持ちもあるけど、80の人が支えてくれているこの会社で20の方に入っていろいろ楽しく仕事をするというのもありかなーと思ってしまうな。

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