- 2007-04-17 (火) 17:10
- 技術全般
F’s Garage:rubyとかPHPとかPerlとか。
void GraphicWizardsLair( void ); // AmazonはSIerな方面もWeb2.0も強いのに、なぜかSIer分野はblog界隈で注目されないよね
を読んで、話がずれてきているかもしれないけど最近良く思うことを書いてみる。
確かにSIer方面な技術って表に出てこないなー。
それどころか、そもそも技術が無いと思われてたり、職業プログラマは趣味プログラマに負けてるといった話も出てくるし。
話が出てこないのは、NDAの問題とかオープンにして行く気がないという意識の問題とかも確かにある。
それに加えてSIerの技術の真価は裏側の仕組みで、触れる機会そのものも一般的には少ないからっていうのもあるんじゃないかな。
例えば、ミッションクリティカルなシステムのそれなりに大規模のシステムのインフラを構築するとか、安全に運用をまわすノウハウとか、そういった技術はSIerは強いと思う。(もちろんWeb2.0といわれる企業でも、一部の大手はSIer以上に裏側にそういうのに長けた人たちがいるはずだけど)
複雑な業務フローを分析してシステムのグランドデザインをできる人も確かにいる。
こういう技術は比較的小さなシステムを相手に仕事している人や趣味プログラマが触れることは少ないし、動くものを見て「すげー」という機会も少ない。
つまり、話題にしにくい上に関係の深い人も少ないし、派手さが無くって面白くない。
そして、SIerの中の人はみんなそういったものに触れるかというと、そんなことは無い。
特にフロントエンドのアプリケーション開発をしている「SE」と呼ばれる人は、期限通りに要求されたものを作る管理技術は学ぶけど要素技術はそれほどできなくても仕事はできることが意外と多い。
また、プロジェクト規模が大きくなればなるほど歯車として動くようになるので、システム全体を把握できなくて偏った知識になってしまうこともある。
そうなると、Webに公開するプログラムを作ったり、レンタルサーバーを借りて設定したりといった技術はそのへんの趣味プログラマに負けてしまう。
この辺の話が誇張されながら広まるので、SIer(or 職業プログラマ)の技術力に疑問符がつくのだと思う。
ただ、そのアプリケーション開発の進め方のせいで、設計がまずいものができたり、要件を柔軟に変更できなくなったり、細かい話もすぐに契約・スケジュール・お金の話になったり、というのがあるのは確か。
そして、チープな開発が徐々にSIerの足元に迫っている気がする。
でも、今の仕事のやり方でお金が儲かっていて、Web2.0的なチープな開発に切り替えられず、今ある技術を武器にしてミッションクリティカルな大規模開発にばかり目が行ってしまう・・・、というのがSIerのイノベーションのジレンマなんだよな。
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