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優秀な技術者に頼ってはいけない3つの理由

プロジェクトにおいて、優秀な技術者に先導してもらって最新の素晴らしいアーキテクチャーを取り入れたり、素晴らしい設計を取り入れたりすることは当たり前に大事なことだけど、頼りすぎると問題もあるんだよなぁと最近感じることがある。もちろんどのプロジェクトにおいても優秀な人は必要だけど、必要以上に幻想を抱いて頼りすぎるとまずい。
なんて考えていることを備忘録としてまとめてみる。

1.その人がいなくなったらプロジェクトが立ち行かなくなる
プロジェクトが人に依存するようになる。
リリースまではうまくいったとしても、継続が難しい。保守フェーズなど。せっかくの綺麗なアーキテクチャーだってすぐにぼろぼろになる。
技術にコミットしていないユーザー企業が外部に委託して行うプロジェクトなどでは特に起こり易い問題。

2.納期や費用の試算が難しい
要件定義時に、費用や納期を計算しづらい。
全体の生産性が劇的に向上するようなメタプログラミングを行ったり、アーキテクチャーを設計したりするかもしれないが、設計前にどの程度の生産性になるのかを計算できない。
優秀ではあっても超天才的な技術者は雇えないプロジェクト(←つまりほとんどのプロジェクト)では、優秀な技術者の素晴らしい設計に頼るよりも、設計はまずくても実直に積み上げて開発してしまったほうが、PMとしては計算しやすい。

3.一人(or 少数精鋭部隊)ではこなしきれない規模×納期の大規模開発
少数精鋭部隊でこなすには、作業量が多すぎるようなプロジェクトもある。
とくに要件が多岐にわたるようなエンタープライズのシステムの場合。
優秀な技術者に頼りすぎていると、いつかそこがボトルネックがやってくる可能性がある。

上記の問題を踏まえつつ、優秀な技術者をプロジェクトの中で最大限生かす方法を考えるのが大事なんだろうけど、個人的には難しくて悩む。
中途半端に優秀なのではなく、上記も踏まえて素晴らしい働きをしてくれるスーパーな人がありふれていればいいんだけど、そんな人がいつもいてくれるわけじゃないからな。
自分がなれるように努力しろというのは棚に上げてるけど。

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